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今回は、Ample Guitarの解説第三回になります。
Main mode, Strummer modeと続き、今回は、リフフレーズの作成に最適な、Riifer modeについて解説していきます。

こちらも動画形式でも紹介しておりますので、こちらも是非ご覧になってください。

その他のモードについての解説も行っていますので、こちらもご覧になってください。


Riffer mode


Rifferモードを表示させるには、画面上部にあるピックのアイコンの隣にある、こちらのクリックすることでRifferモードが表示されます。


Rifferモードは、タブ譜のようなこのエリアにマウスでノートを入力していくことで、短いフレーズを作っていきます。
小さなMIDIエディターのようなものといった感じでしょうか。
Rifferモードでは、タブ譜のような線上にノートを入力すれば弦指定も一緒に行ってくれるので、タブ譜を書く感覚で作成が行えます。

各種設定項目


リフフレーズを作る上で必要な設定について、いくつか見ていきましょう。
こちらのアイコンでは、ノートを作成する際のベロシティの初期値を設定することが出来ます。
初期状態では100になっていますので、必要に応じて変更すれば問題ありません。

Fixed Velocity

Fixed Velocityでは、アイコンを有効にした状態でノートを選択すると、初期値として設定されているベロシティの値に補正されます。
一括でベロシティの値を初期値に戻したいといったケースに使うといいでしょう。

Legato Tool

Legato Toolでは、同一弦上で次のノートがあるタイミングまで、選択中のノートを伸ばすことができます。
Restrict Tookでは、Legato Toolとは逆に、いずれかの弦に発音するノートがあるまで、選択中のノートを縮めます。

Score Attributes

このエリアは、Score Attributesと呼ばれ、テンポの設定や拍子の長さ、クオンタイズ値の設定が行えますので
作りたいフレーズに合わせて調整を行います。
なお、テンポについては、隣のメトロノームアイコンを有効にすることで、DAWで設定されたテンポに依存するようになります。

Duration

Durationでは、入力したノートを実際に発音する長さを設定できます。
100%にすれば、入力したノートの長さだけ発音され、数値を下げていくと、ノートが終わる前に音が減衰していきます。

アーティキュレーション


アーティキュレーションでは、演奏の際に使うアーティキュレーションを指定できます。
以前の動画で解説したアーティキュレーションを、ノート単位で使用することができるため、Mainモードよりもこちらの方が分かりやすいかと思います。
また、設定したアーティキュレーションに合わせて、楽譜のように記号が追加されるため、ミュートなどが記号として視覚的にわかりやすく表示してくれるのは嬉しいですね。

通常、ビブラートはMIDIキーボードのモジュレーションホイールで打ち込むことが可能ですが、Ample Guitarでも同様に行えます。
Rifferモードにおいて、ビブラートの設定をするには、こちらの値を変更することで、ビブラートの際のピッチの変化の幅を設定でき、大きくすることで深めのビブラートが行えます。

ベンド

ギターの用語で言えば、チョーキングと言った方がわかりやすいでしょうか。
ベンドアップを行うベンド、上げてから戻すベンドリリース、ベンドダウンを行うリリースの3種類から選択します。
なお、歯車のアイコンをクリックすることで、ベンドの際のピッチカーブを編集するウィンドウが開き、ノートごとに設定が行えます。
X軸は時間、Y軸はピッチとなり、線上にある丸いポイントをドラッグすることでピッチカーブの編集が行えます。

これらを駆使して、オリジナルのフレーズを作りましょう。

FXサウンド


ここでは少し、ギター特有のFXサウンドの再現について説明します。
Rifferモードにおいて、スクラッチノイズといった、ギター特有の表現は、FXライン上でノートを作成することで設定することができます。
FXライン上にノートを作成すると、上部にノートプロパティが表示され、各種設定も行えます。

ストラムライン


ストラムライン上にノートを作成すると、FXと同様、上部にノートプロパティが表示されます。
ここでも、各種設定項目について見ていきましょう。

Direction

Directionでは、コード演奏の際のストロークの方向を指定することができます。
ここでダウンストロークか、アップストロークにするかを選択します。

ベロシティー

ベロシティーでは、文字通り、ベロシティの設定を行います。

ストラムタイム

ストラムタイムでは、コード演奏時のストロークにかかる時間を設定します。
1ミリセカンドから1000ミリセカンドまでの範囲で指定が行えます。

アーティキュレーション

アーティキュレーションでは、演奏時のアーティキュレーションを指定します。
ナチュラルハーモニクス、パームミュート、スライドインの指定を行います。

レガート

レガートでは、同一弦上にノートが隣接している場合、最初のノートでレガート奏法の指定が行えます。

右側にある3つの項目は、コードのルート音、メジャーやマイナーといったコードタイプ、転回形といったポジションの指定が行えます。
個別のノートでコードを作っていくよりも、こちらを動かした方が、スピーディーに設定できるかと思います。

Riff Dice


おまけ機能として、ランダムにリフを作成してくれるRiff Diceについて紹介します。
サイコロアイコンをクリックすることで、Riff Diceウィンドウが表示され
楽曲のキーやテンポ、ベロシティや使用するコードを設定することで、リフフレーズをランダムに作ってくれます。

あまり使用頻度の高い機能ではありませんが
アイディアが全く思い浮かばない時は、思い切ってランダムに作られたフレーズからアイディアを貰ってみてもいいかもしれませんね。

総括

個人的には、Rifferモードは他のモードに比べ、フレーズを作ってトラックにエクスポートし、Mainモードで調整して出力させるといった使い方がいい機能かなと感じています。
Mainモードでフレーズを作っていくよりも、タブ譜を作る感覚でフレーズを作成できるのは、大きなミスもなく、安定してフレーズの基盤を作ることができます。

Ample Guitarは、比較的、低価格で導入でき、高品質にサンプリングされているため
設定次第では、弦のビビリといったノイズまでしっかり再現することが出来ます。
ギターをうまく弾けないけど、ギターサウンドが欲しいという方や
楽曲のラフスケッチとして使いたいという方も、Ample Guitarは必ず力になってくれるでしょう。

とはいっても、Ample Guitarは万能ギター音源ではありませんので、不得意な分野もあります。
そういった場合、無理に深追いはせず、他の音源で代用するか、実際に自分で弾くか、といった選択をするのも一つの手でしょう。

以上がRifferモードの解説になります。

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